強迫性障害は現実と妄想の判別が不可能

強迫性障害は現実と妄想の判別が不可能

強迫性障害の症状が悪化していくと、現実と自分だけの妄想・想像が判別できなくなることがあります。

 

たとえば、「不潔恐怖・不潔行為」の場合、汚れや汚染に敏感です。電車の吊革が汚いと感じたら、それに触れられなくなります。もしも、そこで吊革に触れたとしたら、手に細菌がうつったと想定してしまいます。そこから、さらに人の腕に触れた場合、その相手に細菌が感染した、と錯覚してしまうのです。こういった妄想と、現実(実際は感染していない)が判別できなくなるのです。
なお、実際に吊革に触っていないとしても、ふとした瞬間に触れてしまったのではないか、と考えてしまうのです。つまり、現実と妄想が入り交じっている状態に陥るのです。

 

それから、現実と妄想の判別がつかなくなるため、幻覚や幻聴が起こることもあります。たとえば、細菌が目に見えるように感じるなどの症状が起こります。
現実と妄想の判別がつかなくなっては、日常生活にもトラブルが起こりやすいので、早めに治療するべきです。